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育児相談室

赤ちゃんの病気豆知識

夏の病気予防

熱中症

長時間直射日光を受ける(日射病)、日光は浴びなくても高温多湿の風通しの悪い場所に長時間いる(熱射病)などにより、体温調節が出来なくなり体温が上昇、脱水症にいたるものを熱中症と言います。同じ条件でも、年齢が小さいほど体温調節機能が未発達なため発症しやすくなります。上記のような状況を経た上で、ぐったりして顔が赤く体熱感があり、汗はあまりかいておらず、尿の回数・量も減っていて、年長児では頭痛・嘔吐・のどの渇きなどを訴えることもあります。元気に遊んでいても急に発症することや、その日の体調によっては短時間で発症する場合もあり、重症ではけいれん・意識消失に陥ります。症状に気づいたら、すぐ風通しのよい涼しい場所に移動させ、衣服をゆるめ頭や体を冷やし、落ち着いたら水分を十分に与えます。予防法としては、暑い時間帯は外出を控える、外出する場合も短時間にし子どもの様子をまめにチェックする、帽子・着替え・飲み物・タオルなどを持参する、などです。どんなに短時間でも絶対に車内に子どもを置き去りにしないことは言うまでもありません。

プール熱

アデノウィルスの感染が原因で正式な病名は咽頭結膜熱と言います。プールの水を介して感染することがあるので「プール熱」とも呼ばれますが、プール以外でも空気感染・飛沫感染をします。潜伏期は1週間以内、38度以上の発熱、目の充血・目やに、のどの痛みが主な症状です。アデノウィルスに直接作用する薬はないので、対症療法として解熱剤・抗生物質点眼・うがい薬などを用いますが、通常1週間前後で治ります。のどの痛みのため食欲が落ちることが多いので、脱水に気をつけて下さい。予防法としては、流行期には人ごみへの外出を避け、疲れすぎないようにすることですが、特にプールではタオルの共用を避け、あがったあと充分なシャワーと洗眼が必要です。また咽頭結膜熱は学校保健法において「学校伝染病」に指定されている病気です。出席停止期間は「主要症状が消退したあと2日を経過するまで」と決まっていますから、上記の症状が治まり2日経ったら医療機関を受診し、治癒と診断されれば他人にうつす心配はありません。

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